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愛し愛される物語に嫉妬(柳美里)〜新聞記事より
うちの新聞(また新聞ネタで、すみません)に

「とっておき」という書評があり、作家の柳美里(ゆうみり)さん が
          灰谷健次郎さんの「太陽の子」
                    を紹介していらした。 以下記事要約抜粋。
〜〜〜〜〜〜〜
 一度だけ、灰谷健次郎さんにおめにかかったことがある。
9年前、神戸児童連続殺傷事件をめぐって、ニュース番組に(2人で)ゲスト出演した。
わたしは、少年の顔写真を掲載した新潮社に抗議して版権を引き揚げた灰谷さんを、
                                批判した。
 
 番組終了後、「あなたなぼくの本をよんだことないでしょう?」と、問われた。
     私は「全部読んでいます。」と答え
       「読んでて、あんなこというんだからなあ」と灰谷さんは嘆かれ、
                           お互い口をつぐんだ。

 「太陽の子」を読んだのは、ちょうど主人公のふうちゃんと同じ年のころ。
12歳の私は吐き気を催すような人生の中で立ち往生し、
                  毎日死ぬことと殺すことばかり考えていた。
 小学校では、画鋲やコンパスの針で腕を突き刺されたり、校庭で服を脱がせられたりした。釘師の父は競馬やポーカーなどの賭博に有り金をすべて注ぎ込み、母はキャバレー勤めで知り合った妻子ある男性との恋に走り、ふたりとも朝帰りが多かった。
長女のわたしは3人の弟妹の面倒をみなければならなかったが、
こどもだけですごす夜は殺伐とし、些細なことで大喧嘩になった。
家中のガラスを割って、近所の人に110番通報されることも珍しくなかった。

 「太陽の子」に登場するのは、やさしくて、強いひとたちだ。
口にできないほどの辛い出来事を過去にではなく、未来にすえて、
                一歩一歩が試練であり苦難である現在をいきている。
「ひとを愛するということは、知らない人生を知るということでもあるんだよ」
      愛を求めまいと必死になっていたわたしは、
           愛し愛される物語の登場人物に激しく嫉妬して、泣いた
 昨年11月23日、灰谷健次郎さんの訃報に接した。
わたしは、灰谷さんに、12歳のわたしの人生を知らせなかったことを、深く後悔した。

                        〜以上
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  きっと、いまごろ灰谷さんも
    「そうだったのか〜〜。知らなくてごめんよ・・・・・。」
       って、感じておられるんじゃないかなあ〜〜と思います。
       
posted by: いつき | こんな記事読みました! | 06:53 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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